ホロライブのチャンネル登録者数とかを可視化するサイトを作ったら海外ニキに受けた話
2020年8月23日、ホロライブのメンバー(以下、ホロメン)のチャンネル登録者数を折れ線グラフや表で可視化して比較できるホロとらっかーというサイトを公開しました。
本当は最初に公開した段階で元から運営していたブログで記事にしようと思っていましたが、「あの機能を実装してからにしよう」「PV数が伸びてからにしよう」などと言い訳をしているうちに5ヶ月が経ってしまいました。
実装したかったものはひと通り完成し、PV数も月間4万~5万ぐらい稼ぐようになってきたのでホロとらっかー専用のブログを開設します。
このブログでは主にホロとらっかーで実際に得られる情報をもとに色々分析し、ホロライブの全体的な動きやメンバーそれぞれの活動と交えながら考察的なことをやっていければと思っています。
※バグ修正や新たな機能を実装したときなどにも随時更新していく予定です
さて、タイトルにもある"海外ニキに受けた"という話ですが、アナリティクスでホロとらっかーにアクセスしたユーザーの地域分布を確認するとこのようになっています。これは直近30日間(2020年12月24日~2021年1月22日)の分布で世界110ヶ国からのアクセスがありました。
断トツでアメリカ(31. 76%)からのアクセスが多く、2番目にフィリピン(7.16%)、3番目に台湾(6.67%)が続いて日本(3.94%)は7番目です。
アメリカとフィリピンは検索エンジンからホロとらっかーを見つけてアクセスしてくれる割合が高く、台湾からはゲームサイト大手のバハムートというサイト内からのリンクの割合が高くなっているようです。
ちなみに日本は検索とリンクのどちらもしょっぱいです。
いずれにしても、ホロメンのYoutubeのチャンネル登録者数がキリ番(○○万人)を迎えるタイミングでアクセス数が明らかに増えます。
とくに、100万人や200万人などの大きな節目になると通常の倍以上になることもあります。これは直近30日間(2020年12月24日~2021年1月22日)の各種数値と1日ごとのPV数の折れ線グラフで、2020年12月27日、2021年1月13日、2021年1月18日にPV数が急増しています。
2020年12月27日はホロとらっかーにホロメン一人ひとりの詳細ページを実装した翌日あたりです。
純粋に43ページ(英語ページも合わせれば86ページ)分増えたことになるのでPV数が増えたのは当然といえば当然でしょうか。
2021年1月13日は湊あくあのチャンネル登録者数が100万人を達成した日です。
湊あくあが100万人になったのは21時頃なので、100万人に近づくにつれてチャンネル登録者数周りのデータが気になってホロとらっかーを訪問した人が多かったのではないでしょうか。
2021年1月18日はがうる・ぐらのチャンネル登録者数が200万人、宝鐘マリンが100万人を達成した日です。
こちらもグラフを見てみましょう。
がうる・ぐらが200万人になったのが12時10分頃、宝鐘マリンが100万人になったのが20時10分頃です。
グラフの山と綺麗に重なっています。
このように全体のアクセス数が急増しても常にアメリカからのアクセスが30%を下回ることはありません。
なぜこんなにもアメリカからのアクセスが安定して多いのかというと、特定の検索キーワードでトップに表示されるようになったからです。
ブラウザの言語を英語に設定して「hololive subscriber count」「hololive subscriber ranking」「hololive tracker」などで検索するとホロとらっかー内の表を検索トップに表示してくれたりします。
Google Search Consoleでアメリカからの検索ワードの平均掲載順位が6.1位、平均CTR(検索結果に表示されて実際にクリックにつながった割合)は32.9%となっています。
特定の検索ワードに絞ると平均掲載順位が1位、平均CTRは80%を超えていることもあります。
アメリカ以外でも海外ではこの高い順位とクリック率が維持されているおかげでホロとらっかーのアクセス数・PV数は右肩上がりに伸びているのです。
ただし日本になると話は変わってきます。
アメリカでは1日に何百回と検索結果から見に来てくれたりしていますが、日本では1日によくて数回で0回なんて日も全然あります。
この大きな原因というのは実に日本らしいもので、ニュース系サイトのまとめ記事があまりにも多すぎるのです。
海外で検索回数が多い「hololive subscriber ranking」を日本語にして「ホロライブ 登録者数 ランキング」で検索してみると、ほとんどがニュース系サイトの記事になっています。
ホロとらっかーの英語ページはgoogleからもそこそこの評価を得られていますが、日本語ページはまだまだ足りていないため"ホロライブ"という検索ワードを含んでいてもニュース系サイトに勝つことができません。
これをなんとかして検索結果の上位にもってくるためには、ほかのサイトからのリンクを増やすなどといったことが有効になります。
ぜひホロとらっかーをよろしくお願いします。
ホロとらっかーについて
ホロとらっかーで出来ることを紹介します。
グラフ比較
ホロとらっかー(https://trackholo.live/)にアクセスするとトップに表示されるグラフで、デフォルトではホロメン全員のYoutubeの1日ごとのチャンネル登録者数の遷移として表示しています。
また、右上のメニューボタンを押すとミリオン予測やメンバーの詳細ページへのリンクが表示され、各ページに移動することができます。
ハイライト
グラフの下にあるホロメンの名前にカーソルを合わせると、グラフ内でその人がハイライトされます。
表示/非表示の切り替え
ホロメンの名前をクリックすることでグラフ上での表示/非表示を切り替えることが出来ます。
また、名前の下にある「全員非表示にする」ボタンを押すことでグラフからホロメン全員を非表示にすることも可能です。グラフ内の表示数を絞って比較したいときなどにご利用ください。
※ボタンを押すたびに表示/非表示が切り替わります
グラフのズーム
グラフ内でカーソルをドラッグさせると選択した範囲をズーム出来ます。元に戻したいときはグラフ右上の🏠を押してください。
最新データ(ランキング表示)
トップページのグラフの下にホロメンのチャンネル登録者数周りのデータのうち最新のものを表示しています。
デフォルトでは登録者数が多い順にソートしているので、実質的に登録者数のランキングとなっています。
この最新データはスペースの都合でPC、タブレット、スマホで表示している内容が異なります。
より多くのデータを見たい場合はPCでの閲覧をオススメします。
ミリオン比較
ホロメンの直近14日間のYoutubeのチャンネル登録者数をもとに、最小二乗法によるカーブフィッティングでチャンネル登録者数が100万人に達する日付を算出しています。※100万人以降は100万人単位で算出(200万人、300万人、etc)
※デフォルトでは達成予測日が近い順に表示されています
※ミリオン予測は1日に1回だけ日付が変わった頃に再計算されるため、100万人を達成してもミリオンの部分が100万人のままになっていることがあります
ホロメンはキリ番(10万人単位)目前になると耐久配信(キリ番を達成するまで配信を止めない)を行うことが多いため、ここで表示されている達成予測日よりも早く達成する傾向にあります。実際に達成する日付とは異なることがあることを予めご了承ください。
メンバー詳細
メンバーごとのプロフィール、各種グラフ、キリ番履歴を確認することができます。プロフィール
- 基本的なデータを表示しています
- デビュー日と誕生日は"今"の日付をもとに残り日数も表示しています
- Youtubeのチャンネル登録者数、動画数、動画再生数はトップページに表示しているデータと同様に概ね10分ごとに更新されます
グラフ(チャンネル登録者数 - 全期間)
全期間(デビュー後から現在まで)のチャンネル登録者数をグラフにしたものです。
※キリ番(10万人単位)にタグを付けていますがスペースの問題で表示されていない部分があります。
グラフ内でカーソルをドラッグさせると選択した範囲をズーム出来ます。
グラフ(チャンネル登録者数 - 直近14日間)
直近14日間のYoutubeのチャンネル登録者数と1日あたりの増加数をグラフにしています。
動画再生数
チャンネルで公開されている全ての動画の再生数の合計数と1日あたりの増加数をグラフにしています。
動画が非公開になるとその動画の再生数分がマイナスされるため、その影響でグラフも下がることがあります。逆に非公開の動画が公開されて大きくプラスになることもあります。